人々が暮らしを営み、時を積み重ねていく。
1人1人の心に大切な記憶として刻まれる街の文化は、時の移ろいとともに消えてしまうこともあります。
あの日、彼らが生きた日々をもう1度。名古屋港と歴史を重ねてきた港まちでは、街の人たちのポートレイトや全国各地の想いが込められたフリーペーパーを展示するイベントが行われています。
港まちの日々を鮮やかに記録した「ぶらり港まち新聞」
「港まちづくり協議会」が、2011年から現在まで計10号にわたり、発行した「ぶらり港まち新聞」。港まちに住む人々や風景を、色鮮やかに記録し続けてきました。
その集大成である「ぶらり港まちBOOK」の出版を記念して、これまでの取材写真やまちの人たちのポートレイトを「港まちポットラックビル」で、展示しています。
「We Dig EveryThing! 港まちラプソディー」
2月20日まで行われている「We Dig Everything! 港まちラプソディー」。大きな見どころは2つ。
1つは、まちの未公開写真や撮り下ろしポートレイト。
本展のために、モノクロで撮り下ろされた港まちの人々や風景の写真は、新たな一面を感じさせること間違いなしです。
もう1つの見どころは、全国各地で発行されているフリーペーパーの展示。
港まちに「ぶらり港まち新聞」があるように、全国各地で地域の活動を記録し発信するフリーペーパーが発行されています。
各地の町の様子と自分たちの町を見比べてみることで、新たな視点から地域の生活を捉えなおすことが出来そうですね。
港まちで暮らす人だけでなく、他の地域で暮らす人も、なんとなく訪れていた町の深みを知ることで新しく見えてくるものがあるかも。ぜひ足を運んでみてください。
We Dig EveryThing! 港まちラプソディー
1月23日(土)~2月20日(土) 11:00~19:00
(入場は閉館30分前まで)
※2月10日(水)の午前中は展示観覧不可。
http://www.minnatomachi.jp/event/158
開催場所:港まちポットラックビル(名古屋市港区名港1-19-23)